令和5年度 九州中四国地区 ジュニア強化セミナー・指導員講習会・審判員講習会
令和5年度 九州中四国地区 ジュニア強化セミナー・指導員講習会・審判員講習会
7月2日(日曜) 糸島市立可也小学校におきまして、指導部会・審判部会合同による「ジュニア強化セミナー」「指導員講習会」「審判員講習会」が開催されました。
開会式におきましては、三木 和信先生(技術委員長)に開会の挨拶に始まり、日笠山 保先生(地区本部長)より激励の言葉を賜った後に講習会がスタート致しております。
また、うだるような暑さの中、開会式から終日にわたって、駒井 稔隆先生、池松 左夫先生にもオブザーバーとしてご参加いただきました。
【ジュニア強化セミナー】
組手講習会(講師:池 俊伸先生、明吉 俊樹先生)
ジュニアセミナーでは40名以上の参加者を迎え、講師による最新のトレーニングを用いた組手講習会を実施致しております。
池 俊伸先生・明吉 俊樹先生による、大会で勝つための実践に即した多種多様な講習を実施していただきました
参加者もレベルアップのため、きついながらも真剣にトレーニングに取り組んでおりました。
・形講習会(講師:池 澄先生)
指定形であるサイファ、セーパイを中心に講習会を実施致しました。
第一指定形は大会等で勝ち上がっていく為には必須項目となっている為、正しい形(指定形)の理解は必要不可欠となっております。
池 澄先生による、技の分解や意味合いなど、細やかな指導に、学ぶ参加者も真剣そのものとなっておりました。
【指導員講習会】(講師:明吉 俊雄先生)
正剛会の形である「基本(突き)型・受の型」を、分解を交えての講義を受け、受講者は技一つ一つの意味合いを理解しながら学んでおりました。
また、約束組手におきましては、「顔面突き7本、腹部突き7本」全てを、講師の実演と応用を交えつつ、参加者は相互に技をかけあいながら、技の理解に努めておりました。
参加者は暑い中、文字通り、汗水垂らしながらも、普段聞くことのない「技の分解」や「意味」、「トレーニング法」などを学び、充実した午前中を過ごしておりました。
【審判講習会】
午後からは、審判講習会へと代わり、明吉 俊雄先生(審判部会長)、望月 雄介先生(全国組手審判員)の2名を講師に迎え、審判員の重要性を含めた座学の講習が行われました。
また、審判技術を構成する要素の一つである「審判動作(ジェスチャー)」「実技講習」を実施致しました。
実技練習ではコート2面に別れ、講師による実技指導のもと、
・審判と選手の立ち位置の重要性
・同調の重要性
・判断力の重要性
などへの理解を深めていただきました。
最後には、選手を選抜し、団体戦形式での試合を実施致し、選手、参加者、保護者全員が熱気あふれる盛り上がりとなりました。
審判講習会を通じて、
・審判員の判断の一つ一つが勝敗に大きな影響を及ぼすということ
・選手を強くする要素の一つに審判員技量を高めること
が重要だということを理解していただく良い機会となりました。
講習会すべてが終了した後、三木 和信先生(技術委員長)による講評を行っていただき、無事に講習会を終了致しております。
参加者の皆様におかれましては、講習会を通じて、『選手』『審判員』として技術向上の重要性を体感していただく有意義な時間となりました。
【審判部会より】
次回の審判講習会開催予定日は下記の通りとなります。
・7月22日(土曜) 9時30分~ :全国大会 審判セミナー 兵庫県立武道館
「全国大会 審判セミナー」につきましては、各地区で開催いたしました審判講習会を受講済みの方でもご参加いただけます。
全国大会をより良い大会とするためには審判員も技量を上げることが重要となってまいりますので、奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。